【2026年最新】MARVEL(マーベル)アース199999の作品一覧|MCUをフェーズ別に紹介

※この記事は2026年8月28日時点の情報をもとにしています。

アース-199999(Earth-199999)は、コミック側の資料や一部のマルチバース作品で、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のメイン世界を指すために使われてきた番号です。

一方、マーベル・スタジオの映像作品内では、MCUのメイン世界がアース-616と呼ばれています。

この記事では、この番号の違いを整理したうえで、MCU作品をフェーズごと、原則として公開年順に紹介します。

フェーズとは

MCUにおける「フェーズ」は、複数の映画やドラマを、物語の展開や公開時期に応じてまとめた区分です。

さらに、複数のフェーズをまとめて、より大きな物語である「サーガ」が形成されます。

現時点での主な区分は以下のとおりです。

  • フェーズ1~3
    インフィニティ・サーガ
  • フェーズ4~6
    マルチバース・サーガ

マーベル公式は、フェーズ4~6がマルチバース・サーガに属し、『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』で完結する計画だと発表しています。

ただし、当初発表された公開日や作品名は、その後何度も変更されています。また、後から追加されたDisney+作品、とくにアニメ作品については、マーベル公式が個別のフェーズ番号を改めて明記していない場合があります。

この記事では、映画は公式に発表されたフェーズ区分を優先し、配信作品は公開時期に対応するフェーズへ掲載しています。

アース-199999とは

アース-199999は、MCUのメイン世界に対して、コミック側の資料などで割り当てられたアースナンバーです。マーベル公式サイトも2020年の記事で、MCUを「アース-199999」と紹介しています。

ところが、MCU作品の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では、イルミナティがMCUのメイン世界を「アース-616」と分類しました。公式書籍『The Marvel Cinematic Universe: An Official Timeline』も、MCUのメイン世界とセイクリッド・タイムラインを「アース-616」としています。

一方、『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』では、ミゲル・オハラがMCUを「アース-199999」と呼んでいます。

そのため、現時点では次のように整理するのが最も安全です。

  • MCU・マーベル・スタジオ作品内の呼び方:アース-616
  • コミック側やスパイダーバース側からの呼び方:アース-199999
  • コミックのメインユニバース:同じくアース-616だが、MCUとは別の世界

つまり、コミックのアース-616とMCUのアース-616が同一世界という意味ではありません。この記事では、アースナンバー一覧の記事コミック版アース-616の記事と区別しやすいよう、記事名では「アース-199999」を使用します。

なお、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でミステリオも「アース-616」という番号を口にしています。しかし、ミステリオが語った別世界出身という経歴自体が創作だったため、この発言だけを正式な番号の根拠にはしていません。

アース-199999の主な特徴

  1. セイクリッド・タイムラインを中心とする世界
    TVAが「セイクリッド・タイムライン」と呼んで管理していた歴史を中心に物語が進みます。ただし、『ロキ』以降は分岐した時間軸が多数存在するため、「時間が常に一本だけ」とは言い切れません。
  2. 科学技術と超人の存在
    アイアンマンのアーマー、ワカンダのヴィブラニウム技術、超人血清、量子世界など、現実を大きく超える科学技術が登場します。
  3. 魔術と異次元の存在
    ドクター・ストレンジ、スカーレット・ウィッチ、カマー・タージなどを通じて、魔術や異次元が科学と並ぶ重要な要素として描かれています。
  4. 宇宙文明と神々の存在
    ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、アスガルド、エターナルズなど、地球外文明や宇宙規模の存在が物語へ深く関わっています。
  5. インフィニティ・ストーンを巡る戦い
    インフィニティ・サーガでは、6つのインフィニティ・ストーンとサノスの計画が全体をつなぐ中心的な要素となりました。
  6. マルチバースと分岐世界
    『ロキ』『ホワット・イフ…?』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』などを通じて、別の宇宙、変異体、時間軸の分岐、インカージョンが描かれています。
  7. ヒーローが社会へ与える影響
    ソコヴィア協定、ワカンダの国際社会への登場、サノスによる消滅と帰還など、超人の存在が政治や一般市民の生活にも影響しています。

作品一覧を見る際の注意点

フェーズは、マーベル・スタジオが作品を発表・展開するための区分です。そのため、同じフェーズに入っていても、すべての作品がアース-199999を主な舞台としているわけではありません。

この記事では次のように注釈を付けています。

  • 別アース:アース-199999以外の世界が主な舞台
  • マルチバース作品:複数の世界を扱い、特定のアースだけに限定できない
  • TVA・時間軸外:通常の時間や単一のアースだけでは整理しにくい

公開年は原則として米国での劇場公開日またはDisney+での配信開始日を基準にしています。

インフィニティ・サーガ

フェーズ1

フェーズ1は、その後のMCUの基礎を築き、ヒーローたちが初めてアベンジャーズとして集結するまでを描いた時期です。

  1. アイアンマン(2008年)
  2. インクレディブル・ハルク(2008年)
  3. アイアンマン2(2010年)
  4. マイティ・ソー(2011年)
  5. キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)
  6. アベンジャーズ(2012年)

フェーズ2

フェーズ2では、アベンジャーズ結成後の変化や新たな脅威が描かれ、地球だけでなく宇宙へも世界観が広がりました。

  1. アイアンマン3(2013年)
  2. マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013年)
  3. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)
  4. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)
  5. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)
  6. アントマン(2015年)

フェーズ3

フェーズ3は、アベンジャーズの分裂からサノスとの最終決戦までを描き、インフィニティ・サーガを締めくくった時期です。

  1. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)
  2. ドクター・ストレンジ(2016年)
  3. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年)
  4. スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
  5. マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年)
  6. ブラックパンサー(2018年)
  7. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)
  8. アントマン&ワスプ(2018年)
  9. キャプテン・マーベル(2019年)
  10. アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年)
  11. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年)

マルチバース・サーガ

フェーズ4

フェーズ4では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界が描かれました。Disney+ドラマが本格的に加わり、マルチバース、時間軸の分岐、新世代のヒーローといった要素が導入されています。

映画作品

  1. ブラック・ウィドウ(2021年)
  2. シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年)
  3. エターナルズ(2021年)
  4. スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年)- 複数のスパイダーマン映画世界と交差するマルチバース作品
  5. ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年)- アース-838など複数の世界が登場
  6. ソー:ラブ&サンダー(2022年)
  7. ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年)- マーベル公式発表では、映画部門のフェーズ4最終作

Disney+ドラマ・アニメシリーズ

  1. ワンダヴィジョン(2021年)
  2. ファルコン&ウィンター・ソルジャー(2021年)
  3. ロキ シーズン1(2021年)- TVAや分岐した時間軸が主な舞台
  4. ホワット・イフ…? シーズン1(2021年)- 別アースを扱うアニメアンソロジー
  5. ホークアイ(2021年)
  6. ムーンナイト(2022年)
  7. ミズ・マーベル(2022年)
  8. アイ・アム・グルート シーズン1(2022年)- 短編アニメシリーズ
  9. シー・ハルク:ザ・アトーニー(2022年)

スペシャル作品

  1. ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年)
  2. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年)

フェーズ5

フェーズ5では、新しいキャプテン・アメリカや若いヒーローが活躍する一方、過去のMCU作品や別世界のキャラクターとのつながりも強まりました。

旧記事にあった『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー』は、後に『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』へ改題されています。

映画作品

  1. アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年)
  2. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年)
  3. マーベルズ(2023年)
  4. デッドプール&ウルヴァリン(2024年)- 主な舞台はアース-10005と虚無空間。アース-199999だけを舞台にした作品ではない
  5. キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2025年)
  6. サンダーボルツ*(2025年)

Disney+ドラマ・アニメシリーズ

  1. シークレット・インベージョン(2023年)
  2. アイ・アム・グルート シーズン2(2023年)- 短編アニメシリーズ
  3. ロキ シーズン2(2023年)- TVAや複数の時間軸が主な舞台
  4. ホワット・イフ…? シーズン2(2023年)- 別アースを扱うアニメアンソロジー
  5. エコー(2024年)
  6. X-MEN ’97 シーズン1(2024年)- アース-92131系統を舞台とするため、アース-199999本編ではない
  7. アガサ・オール・アロング(2024年)
  8. ホワット・イフ…? シーズン3(2024年)- 別アースを扱うアニメアンソロジー
  9. スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド(2025年)- マーベル公式がMCU本編の外にある別世界と説明している
  10. デアデビル:ボーン・アゲイン シーズン1(2025年)
  11. アイアンハート(2025年)

※2022年の初期発表では『ブレイド』もフェーズ5に含まれていましたが、その後公開予定から外れました。2026年8月時点でもマーベル公式の作品ページは残っているものの、公開日は未定です。そのため、現在のフェーズ5作品一覧には含めていません。

フェーズ6

フェーズ6は、別の宇宙で活動するファンタスティック・フォー、アース-199999のヒーロー、過去のX-MEN映画シリーズの人物などが交差し、マルチバース・サーガの終盤へ向かう時期です。

旧記事に掲載していた『アベンジャーズ:ザ・カン・ダイナスティ』は現在の公開計画から外れ、後継となるアベンジャーズ映画は『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』へ変更されました。

映画作品

  1. ファンタスティック4:ファースト・ステップ(2025年)- アース-828が主な舞台。アース-199999本編ではない
  2. スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ(2026年)- 2026年7月31日公開

Disney+ドラマ・アニメ・スペシャル作品

  1. アイズ・オブ・ワカンダ(2025年)- 2025年8月1日配信。ワカンダの歴史を描くアニメシリーズ
  2. マーベル・ゾンビーズ(2025年)- 2025年9月24日配信。『ホワット・イフ…?』のゾンビ世界から続く別アースの物語
  3. ワンダーマン(2026年)- 2026年1月27日配信
  4. デアデビル:ボーン・アゲイン シーズン2(2026年)- 2026年3月24日配信
  5. パニッシャー:ワン・ラスト・キル(2026年)- 2026年5月12日配信のスペシャル作品
  6. X-MEN ’97 シーズン2(2026年)- 2026年7月1日配信開始。アース-92131系統の物語

今後公開・配信予定の作品

  1. スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド シーズン2(2026年秋予定)- MCU本編とは異なる世界。具体的な配信日は未発表
  2. ヴィジョンクエスト(2026年10月14日配信予定)
  3. アベンジャーズ/ドゥームズデイ(2026年12月18日公開予定)- 公式説明では、3つの異なる宇宙のヒーローが衝突する物語
  4. アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(2027年12月17日公開予定)

フェーズ6は現在進行中であり、作品の追加や公開日の変更が行われる可能性があります。とくに、フェーズ6の全作品をまとめた最終的な公式ラインナップはまだ確定していません。

公開時期・フェーズが未定の作品

次の作品はマーベル公式サイトに作品ページがありますが、2026年8月28日時点で公開日が発表されていません。

  • ブレイド
  • アーマー・ウォーズ

公開時期が確定するまでは、フェーズ6作品として断定せず別枠で扱います。

フェーズ分類外だがMCUの公式タイムラインに含まれるドラマ

Disney+の「MCU Complete Timeline」には、Netflixなどで最初に配信された「ディフェンダーズ・サーガ」の作品も組み込まれています。

これらはマーベル・スタジオの映画フェーズとは別に制作・公開されたため、フェーズ1~3の番号へ無理に割り当てず、別枠で紹介します。

  1. デアデビル(2015-2018年)
  2. ジェシカ・ジョーンズ(2015-2019年)
  3. ルーク・ケイジ(2016-2018年)
  4. アイアン・フィスト(2017-2018年)
  5. ザ・ディフェンダーズ(2017年)
  6. パニッシャー(2017-2019年)

『エージェント・オブ・シールド』『インヒューマンズ』『クローク&ダガー』『ランナウェイズ』などもMCUとのつながりを意識して制作されましたが、2026年8月時点のDisney+公式MCUタイムラインには含まれていないため、本記事ではアース-199999の確定作品として一覧へ加えていません。

まとめ

今回は、アース-199999の特徴とMCU作品を、フェーズごとに紹介しました。

アースナンバーについては、MCU作品内では「アース-616」、コミックやスパイダーバース側では「アース-199999」という2つの呼び方が併存しています。どちらか一方が単純な誤りというより、作品ごとに異なる分類体系が使われていると考えるのが安全です。

また、現在のMCUはマルチバースを扱っているため、フェーズ作品のすべてがアース-199999だけを舞台にしているわけではありません。『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』はアース-828、『X-MEN ’97』はアース-92131系統、『デッドプール&ウルヴァリン』は主にアース-10005と虚無空間を舞台としています。

今後は『ヴィジョンクエスト』『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』によって、複数の世界の関係がさらに明らかになると考えられます。

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主な参考資料