アース-199999は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の舞台となる世界線です。
この記事では、アース-199999の特徴と作品についてフェーズごとおよび公開年順に説明していきます。
フェーズとは
MCUにおける「フェーズ」は、作品群を複数の作品でまとめる区分けの単位です。
各フェーズは特定のテーマや大きな物語の流れを持っており、新しい要素や概念が導入されたりします。
さらに、複数のフェーズをまとめて大きな物語(サーガ)が形成されます。
現時点でのサーガのまとまりは以下です。
- フェーズ1〜3
インフィニティ・サーガ - フェーズ4〜6
マルチバース・サーガ
アース-199999とは
アース-199999は、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の舞台となる世界線で、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、アベンジャーズといった、マーベルヒーローたちが活躍する映画の世界です。
この世界線の主な特徴は以下の通りです。
- 時間の流れ
過去は決まっているもの、未来は決まっていないものとされています。時間は過去から未来へと一方向に流れています。 - インフィニティ・ストーンの重要性
インフィニティ・ストーンが時間の流れを形作り、世界に秩序をもたらしています。これらのストーンは宇宙の根本的な法則を定めています。 - 高度なテクノロジー
トニー・スタークのアイアンマン・スーツに代表されるような、非常に進んだ科学技術が存在します。 - 魔術の存在
ドクター・ストレンジなどに見られるように、科学と並んで魔術も重要な要素となっています。 - マルチバースの概念
平行宇宙の存在が認識されており、異なる世界線との交流も描かれています。 - 宇宙規模の脅威
サノスのような宇宙規模の脅威が存在し、ヒーローたちはそれに立ち向かっています。 - 現実世界との類似性
現実世界と似た歴史や社会構造を持ちながら、スーパーヒーローや超常的な出来事が存在する世界として描かれています。
インフィニティ・サーガ
フェーズ1
フェーズ1は、その後のMCUの展開の基礎を築き、インフィニティ・サーガと呼ばれる大きな物語の始まりとなりました。
- アイアンマン(2008年)
- インクレディブル・ハルク(2008年)
- アイアンマン2(2010年)
- マイティ・ソー(2011年)
- キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー(2011年)
- アベンジャーズ(2012年)
フェーズ2
フェーズ2は、MCUの世界観をさらに拡大し、後のインフィニティ・サーガへの布石を打ちました。各作品は独立した物語を持ちながらも、大きな物語の一部として機能しています。
- アイアンマン3(2013年)
- マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013年)
- キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014年)
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)
- アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年)
- アントマン(2015年)
フェーズ3
フェーズ3は、MCUの第1章(インフィニティ・サーガ)の締めくくりとなる重要な時期であり、多くの重要な作品が含まれています。
- シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年)
- ドクター・ストレンジ(2016年)
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス(2017年)
- スパイダーマン:ホームカミング(2017年)
- マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年)
- ブラックパンサー(2018年)
- アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)
- アントマン&ワスプ(2018年)
- キャプテン・マーベル(2019年)
- アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年)
- スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年)
マルチバース・サーガ
フェーズ4
フェーズ4は、MCUの新たな方向性を示し、マルチバースの概念を本格的に導入しました。また、Disney+のドラマシリーズを通じて、キャラクターの深堀りや新たなヒーローの紹介を行いました。
映画作品
- ブラック・ウィドウ(2021年)
- シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年)
- エターナルズ(2021年)
- スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年)
- ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年)
- ソー:ラブ・アンド・サンダー(2022年)
- ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年)
Disney+ドラマシリーズ
- ワンダヴィジョン(2021年)
- ファルコン&ウィンター・ソルジャー(2021年)
- ロキ シーズン1(2021年)
- ホークアイ(2021年)
- ムーンナイト(2022年)
- ミズ・マーベル(2022年)
- シー・ハルク/法律事務所(2022年)
フェーズ5
フェーズ5では、新たなヒーローの登場や、既存のキャラクターの物語の発展が期待されています。また、マルチバースの概念がさらに深く探求される可能性があります。
映画作品
- アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年)
- ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年)
- ザ・マーベルズ(2023年)
- キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールドオーダー(2025年予定)
- サンダーボルツ(2025年予定)
Disney+ドラマシリーズ
- シークレット・インベージョン(2023年)
- エコー(2023年)
- ロキ シーズン2(2023年)
フェーズ6(今後予定)
フェーズ6に属する作品は、現時点で以下のように発表されています。
- ファンタスティック・フォー(2025年2月14日公開予定)
- アベンジャーズ:ザ・カン・ダイナスティ(2026年5月1日公開予定)
- アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(2027年5月7日公開予定)
フェーズ6は、「マルチバース・サーガ」の集大成となる予定です。
特に注目すべき点は
- 『ファンタスティック・フォー』がMCUに正式に導入されること
- 2つの『アベンジャーズ』作品が、マルチバースの脅威に対する大規模な戦いを描くと予想されていること
※ただし、MCUの計画は時折変更されることがあるため、今後新たな作品が追加されたり、公開日が変更されたりする可能性があります。
まとめ
今回は、アース-199999の特徴や作品一覧をまとめてみました。
他のアースナンバーについての記事も合わせて見ていただけると嬉しいです!では!
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