『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載開始50周年を記念して、新作アニメ『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』が制作されます。
2026年9月5日には、両津勘吉をはじめとする派出所メンバー4人の新キャストが発表されました。
結論からいうと、今回発表された主要キャラクター4人は、全員が旧アニメ版から交代します。
- 両津勘吉役:落合福嗣
- 中川圭一役:蒼井翔太
- 秋本・カトリーヌ・麗子役:M・A・O
- 大原大次郎役:坂本頼光
この記事では、『新こち亀』の新旧キャスト、声優が変わった理由、旧アニメの続編なのかについて、公式発表をもとに整理します。
『新こち亀』の新キャスト一覧
2026年9月5日に発表された派出所メンバーの新キャストは、次の4人です。
| キャラクター | 新キャスト | 旧アニメ版 |
|---|---|---|
| 両津勘吉 | 落合福嗣 | ラサール石井 |
| 中川圭一 | 蒼井翔太 | 宮本充 |
| 秋本・カトリーヌ・麗子 | M・A・O | 森尾由美 |
| 大原大次郎 | 坂本頼光 | 菱谷紘二→佐山陽規 |
両津、中川、麗子、大原部長の4人については、旧アニメ版からの交代が正式に決まりました。
一方、本田速人、麻里愛、擬宝珠纏、日暮熟睡男など、ほかのキャラクターが登場するか、誰が声を担当するかは今後の発表待ちです。
両津勘吉役は落合福嗣
『新こち亀』で両津勘吉を演じるのは、声優の落合福嗣さんです。
落合さんは『グラゼニ』の凡田夏之介役や、『火ノ丸相撲』の小関信也役などで知られています。
旧アニメ版ではラサール石井さんが長年にわたって両津を担当していたため、今回の発表で最も注目を集めた配役といえるでしょう。
落合さんは公式コメントで、オーディションへ参加した際の思いや、両津役に決まったことへの驚きについて語っています。
ラサール石井さんの声をそのまま再現するのではなく、新しい時代の両津をどのように演じるのかが見どころになりそうです。
中川圭一役は蒼井翔太
中川圭一役を担当するのは、蒼井翔太さんです。
旧アニメ版の中川役は宮本充さんでした。
中川は、大企業の御曹司でありながら警察官として派出所に勤務するキャラクターです。容姿端麗で穏やかな一方、両津の突飛な行動に振り回されたり、ときには一緒になって騒動へ加わったりします。
蒼井さんの透明感のある声が、令和版の中川にどのような個性を与えるのか注目されます。
秋本麗子役はM・A・O
秋本・カトリーヌ・麗子役は、M・A・Oさんが担当します。
旧アニメ版では森尾由美さんが麗子を演じました。
麗子は中川と同じく裕福な家庭に生まれ、容姿や能力にも恵まれた女性警察官です。両津にあきれながらも、派出所の仲間として気にかける場面も多く描かれます。
M・A・Oさんは、明るいキャラクターから落ち着いた役まで幅広く演じる声優です。旧作の麗子が持っていた華やかさや親しみやすさが、どのように受け継がれるのか期待されます。
大原大次郎役は坂本頼光
大原大次郎役を担当するのは、活動写真弁士の坂本頼光さんです。
大原部長は葛飾署地域課の巡査部長で、両津たちが勤務する派出所の上司です。両津の問題行動を厳しく叱る一方、部下や家族を思う人情味も持っています。
旧アニメ版では、放送初期を菱谷紘二さん、第16話以降を佐山陽規さんが担当しました。
新キャストの坂本頼光さんは、無声映画に語りを付ける活動写真弁士として知られています。声優としても活動しており、語りの技術を生かした大原部長の演技が注目されます。
『新こち亀』の声優は全員交代?
現時点で交代が確定しているのは、次の主要キャラクター4人です。
- 両津勘吉
- 中川圭一
- 秋本・カトリーヌ・麗子
- 大原大次郎
公式サイトでは、この4人を「派出所メンバー新キャスト」として発表しています。
しかし、作品に登場する全キャラクターの配役が公表されたわけではありません。
旧アニメには、次のような人気キャラクターも登場しました。
- 本田速人
- 麻里愛
- 寺井洋一
- 日暮熟睡男
- ボルボ西郷
- 左近寺竜之介
- 擬宝珠纏
- 磯鷲早矢
これらのキャラクターが『新こち亀』にも登場するのか、旧声優が続投する可能性があるのかは不明です。
今後追加キャストが発表されるまでは、「主要4人が一新された」と捉えるのがよいでしょう。
声優が交代した理由は若返り?
制作側は新作アニメの始動当初から、「新キャストを迎える」と発表していました。
ただし、公式サイトでは、キャストを一新した詳しい理由や選考方針までは説明されていません。
両津役を務めてきたラサール石井さんは、新作発表後にキャスト変更について言及しています。制作側から「若返り」という趣旨の説明を受けたと明かし、交代を受け入れたと説明しました。
したがって、少なくとも両津役については、新しいアニメ展開を見据えた世代交代が理由の一つと考えられます。
一方、ラサール石井さんの政治活動などが理由で降板したという公式発表はありません。本人も、そのような臆測を否定しています。
ラサール石井は両津役を降板した?
『新こち亀』で両津役を担当しないという意味では、ラサール石井さんは新キャストへ役を引き継ぐ形になります。
しかし、問題を起こして突然降板させられたという発表はありません。
ラサールさんは、新作では声優陣を若返らせる方針だと事前に説明されていたことを明かしています。
また、旧アニメ版の両津の声が差し替えられるわけでもありません。1996年から放送されたテレビシリーズや劇場版では、これまでどおりラサール石井さんの両津を視聴できます。
旧シリーズを否定する交代ではなく、50周年を機に始まる新プロジェクトでキャストが刷新されたと考えるのが自然です。
『新こち亀』は旧アニメの続編?
『新こち亀』が、旧テレビアニメの最終回から物語を引き継ぐ直接的な続編なのかは、現段階では明言されていません。
現在までに公式発表されている主な情報は、次のとおりです。
- 原作連載開始50周年の記念プロジェクト
- タイトルは『新こちら葛飾区亀有公園前派出所』
- 主要キャスト4人を一新
- 大地丙太郎が監督を担当
- ぎゃろっぷがアニメーションを制作
旧アニメと同じ制作会社が担当し、旧シリーズにも携わった大地丙太郎さんが監督を務めます。
そのため、旧作とのつながりは強いものの、「物語上の続編」とまでは断定できません。
原作の過去エピソードを改めてアニメ化するのか、令和の亀有を舞台にした完全新作を描くのかについては、詳しいあらすじの発表を待つ必要があります。
監督は大地丙太郎
『新こち亀』の監督は、大地丙太郎さんです。
大地監督は旧テレビアニメにも参加しており、第1話から第12話まで監督を担当しました。
そのほか、『おじゃる丸』『十兵衛ちゃん』『フルーツバスケット』などでも知られています。
旧シリーズを知る人物が監督を務めるため、キャストは変わっても、『こち亀』らしいテンポのよいギャグや下町の人情が受け継がれる可能性があります。
ただし、新作の演出方針や旧作から残す要素については、今後のインタビューや映像で確認する必要があります。
制作会社は旧アニメと同じ「ぎゃろっぷ」
アニメーション制作は、旧テレビシリーズと同じ「ぎゃろっぷ」が担当します。
主要声優は一新されますが、制作会社と監督には旧作との接点があります。
『新こち亀』は、完全に異なる制作陣がゼロから作り直す作品ではありません。旧作を知るスタッフの経験を生かしながら、キャストを新しくしたプロジェクトといえます。
キャラクターデザインやシリーズ構成など、ほかのスタッフについては公式の追加発表を確認する必要があります。
放送日はいつ?
『新こち亀』の詳しい放送開始日や放送局、放送時間は、確認できる公式情報ではまだすべて明らかになっていません。
今後発表が予想される情報は、次のとおりです。
- 放送開始日
- 放送局と放送時間
- テレビシリーズの話数
- 動画配信サービス
- あらすじ
- 主題歌
- 追加キャスト
- 原作のアニメ化範囲
新旧キャストの違いまとめ
『新こち亀』では、派出所の主要キャラクター4人が旧アニメ版から交代しました。
| キャラクター | 旧キャスト | 新キャスト |
|---|---|---|
| 両津勘吉 | ラサール石井 | 落合福嗣 |
| 中川圭一 | 宮本充 | 蒼井翔太 |
| 秋本麗子 | 森尾由美 | M・A・O |
| 大原大次郎 | 菱谷紘二、佐山陽規 | 坂本頼光 |
両津役の交代については、ラサール石井さんが制作側から「若返り」という趣旨の説明を受けたと明かしています。
ただし、制作側はキャスト一新の詳しい事情をすべて公表しているわけではありません。また、全登場人物の声優が交代するかどうかも未発表です。
監督は旧シリーズにも参加した大地丙太郎さん、アニメーション制作は旧作と同じぎゃろっぷが担当します。
新しいキャストを迎えながら、旧アニメで親しまれた『こち亀』らしさをどのように受け継ぐのかが注目されます。