『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の公開が近づいてきましたね!
「前作のラストってどうなってたっけ?」
「マルチバースとか世界線とか、もう記憶があいまい……」
「昔のスパイダーマンしか見ていないけど大丈夫?」
そんな方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、『ブランド・ニュー・デイ』を楽しむなら、最低でもMCU版スパイダーマン3作品は見ておくことをおすすめします。
この記事では、これからスパイダーマン最新作を観る人向けに、MCU版スパイダーマンシリーズを時系列でサクッとおさらいします。
『ブランド・ニュー・デイ』を見る前に何を見ればいい?
まず知っておきたいのが、実写スパイダーマンはこれまでに3回リブート(主人公や設定を新しく作り直すこと)されているということです。
そのため、同じ「ピーター・パーカー」でも、演じる俳優や物語の設定が異なる3つのシリーズが存在します。
1.トビー・マグワイア版(2002~2007)
サム・ライミ監督による初代実写シリーズです。
高校生のピーター・パーカーがスパイダーマンとして成長していく姿を描き、多くの人にとって「実写スパイダーマン」といえばこのシリーズを思い浮かべるほどの人気作となりました。
2.アンドリュー・ガーフィールド版(2012~2014)
『アメイジング・スパイダーマン』として新たにスタートしたシリーズです。
設定や登場人物は一新され、トビー版とは別の世界の物語として描かれています。
3.トム・ホランド版(2017~)
現在続いているシリーズで、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ドクター・ストレンジなどが登場するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の世界が舞台です。
今回の最新作、『ブランド・ニュー・デイ』も、このトム・ホランド版の続編にあたります。
前作では3人のスパイダーマンが共演
通常、この3つのシリーズはそれぞれ別の世界の物語なので、互いに関わることはありません。
ところが前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ドクター・ストレンジの魔術がきっかけで世界同士の境界が崩れ、別の世界にいたスパイダーマンたちや宿敵が同じ世界へ集まってしまいます。
その結果、トビー・マグワイア版、アンドリュー・ガーフィールド版、トム・ホランド版という、歴代3人のスパイダーマンが夢の共演を果たしました。
よって、もちろんトビー版やアンドリュー版も見ているとスパイダーマンへの理解は深まりますが、今回の新作を理解するうえで必須ではありません。
一方で、以下のトム・ホランド版の3作品は観ておきたいところです。
| 公開年 | 作品 |
|---|---|
| 2017年 | スパイダーマン:ホームカミング |
| 2019年 | スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム |
| 2021年 | スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム |
では、それぞれを簡単に振り返っていきましょう。
① スパイダーマン:ホームカミング(2017)
高校生のピーター・パーカーは、アイアンマンことトニー・スタークに才能を認められ、アベンジャーズ入りを夢見る若きヒーロー。
しかし、まだ経験不足だったピーターは失敗を繰り返しながら、「親愛なる隣人(フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン)」として成長していきます。
本作では、ハイテクスーツに頼るのではなく、自分自身がヒーローになることの意味を学ぶ姿が描かれました。
② スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の後を描いた作品です。
トニー・スタークを失ったピーターは、「次のアイアンマン」と期待される重圧に苦しみます。
そんな中、ヒーローを名乗るミステリオが現れ、ピーターは彼を信頼します。しかし、その正体は世界を欺く詐欺師でした。
そしてラストでは衝撃の展開が待っています。
ミステリオは死の直前に細工した映像を公開し、「スパイダーマンの正体はピーター・パーカーだ」と世界中へ暴露してしまいます。
この出来事が、そのまま次作へとつながっていきます。
③ スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021)
シリーズ最大の転機となる作品です。
正体を知られたピーターは、普通の生活を送れなくなり、ドクター・ストレンジに「みんなの記憶を書き換えてほしい」と依頼します。
しかし魔術は失敗。
その影響で、別の世界から歴代スパイダーマンの宿敵たちが次々と現れ、さらにトビー・マグワイア版、アンドリュー・ガーフィールド版のスパイダーマンまで同じ世界へ集結します。
3人のスパイダーマンが協力して危機を乗り越える姿は、多くのファンを熱狂させました。
しかし、その代償はあまりにも大きなものでした。
前作ラストをおさらい
世界の崩壊を止めるため、ピーターは究極の決断を下します。
それは、「世界中のすべての人から、ピーター・パーカーの記憶を消すこと」でした。
この魔術によって、
- MJ(恋人)はピーターを覚えていない
- 親友ネッドも覚えていない
- アベンジャーズも「スパイダーマン」は知っていても、その正体は知らない
- 唯一の身内・メイおばさんは戦いの中で命を落としてしまう
という状況になります。
映画のラストでは、ピーターは誰にも正体を明かさず、小さなアパートで一人暮らしを始めます。
アイアンマンが残したハイテクスーツもなくなり、自ら縫い上げたシンプルなスーツを身にまとい、ニューヨークの街へ飛び立っていきました。
まさに”親愛なる隣人”としてゼロから再出発するラストだったのです。
『ブランド・ニュー・デイ』はどんな映画?
現時点で公開されている予告編などを見る限り、本作は『ノー・ウェイ・ホーム』のその後を描く物語になりそうです。
これまで宇宙規模やマルチバース規模の戦いを経験してきたピーターですが、今回はよりニューヨークの街に根差したストリートレベルの戦いへと回帰する雰囲気が感じられます。
予告編では、
- 誰にも正体を知られていないピーターの新生活
- MJやネッドとの再会を思わせるシーン
- ブルース・バナー(ハルク)の登場
- パニッシャーとの共演
- ピーター自身の身体に起きる異変を示唆する描写
などが確認されており、新たな章の幕開けにふさわしい作品となりそうです。
※公開前のため、詳細なストーリーはまだ明らかになっていません。
まとめ
『ブランド・ニュー・デイ』を見るなら、最低限押さえておきたいのは次の3作品です。
- 『スパイダーマン:ホームカミング』
- 『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
- 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
特に重要なのは、『ノー・ウェイ・ホーム』のラストで世界中がピーター・パーカーを忘れてしまったという事実です。
『ブランド・ニュー・デイ』は、その孤独な状態から始まる新たな物語。
「前は見たけれど内容を忘れてしまった」という方は、この記事で記憶をリフレッシュしてから劇場へ向かえば、ピーターの新たな一歩をより深く楽しめるはずです!


