一粒万倍日とは？するべきこと避けたほうがいいことは？

目次 open close

一粒万倍日とは？

一粒万倍日（いちりゅうまんばいび／いちりゅうまんばいにち）は、日本の暦における吉日の一つです。この日は「一粒の籾（もみ）が万倍にも実り、立派な稲穂になる」という意味を持ち、わずかな行動が万倍にもなって返ってくるといわれています。そのため、新しいことを始めるのに最適な日とされています。

一粒万倍日は、以下のような新しい物事を始めるのに適しています。

一粒万倍日は、良いことを始めることでその効果が万倍になると信じられています。これらの活動を行うことで、より良い成果を期待できるでしょう。

一粒万倍日は吉日とされていますが、いくつか避けるべきことがあります。

借金をする
人からお金を借りたり、ローンを組んだりすることは避けるべきです。借金が万倍に増えてしまう可能性があるためです。
クレジットカードでの高額な買い物
多額の支出につながるクレジットカードの使用は控えめにしましょう。
暴飲暴食や偏食
健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、過度の飲食は避けるべきです。
凶日と重なる日に新しいことを始める
一粒万倍日が「赤口」や「仏滅」などの凶日と重なっている場合は、新しいことを始めるのを避けたほうがよいという考え方があります。ただし、これについては意見が分かれています。
ネガティブな言動や行動
一粒万倍日は良いことも悪いことも万倍になると考えられているため、ネガティブな言動や行動は控えめにすべきです。
浪費や無駄遣い
お金の無駄遣いは避け、計画的な支出を心がけましょう。
人間関係を壊すような行動
喧嘩や争いごとは避け、良好な人間関係を維持するよう努めましょう。

これらの点に注意しながら、一粒万倍日を新しいことを始めたり、前向きな行動を取ったりする機会として活用することが望ましいでしょう。

一粒万倍日は他の吉日と重なることで、さらに縁起が良くなるとされています。特に「天赦日」（てんしゃにち）と重なる日は最強の開運日とされ、新しいことを始めるのに最適です。

2024年の一粒万倍日は年間で約60日あります。特に天赦日や大安と重なる日は注目されています。

1月: 1日(月)、13日(土)、16日(火)、25日(木)、28日(日)

2月: 7日(水)、12日(月・祝)、19日(月)、24日(土)

3月: 2日(土)、10日(日)、15日(金)、22日(金)、27日(水)

4月: 3日(水)、6日(土)、9日(火)、18日(木)、21日(日)、30日(火)

5月: 3日(金・祝)、15日(水)、16日(木)、27日(月)、28日(火)

6月: 10日(月)、11日(火)、22日(土)、23日(日)

7月: 4日(木)、5日(金)、8日(月)、17日(水)、20日(土)、29日(月)

8月: 1日(木)、11日(日)、16日(金)、23日(金)、28日(水)

9月: 4日(水)、12日(木)、17日(火)、24日(火)、29日(日)

10月: 6日(日)、9日(水)、12日(土)、21日(月)、24日(木)

11月: 2日(土)、5日(火)、17日(日)、18日(月)、29日(金)、30日(土)

12月: 13日(金)、14日(土)、25日(水)、26日(木)

注意点

これらの日を活用して、新しいことを始めたり、前向きな行動を取ったりするのに適しています。ただし、個人の状況や他の暦注との兼ね合いも考慮しながら、最適な日を選ぶことが大切です。